はい、見出しから衝撃を受けた人もいるのではないでしょうか。
何といっても当サイトの名前に「対策」とばっちり書いているにも関わらず「就活に対策など存在しない」と言っているのですから。
しかし、実際のところ

なんて甘い話はありません。
なぜなら企業が求めているのはこれから何でも吸収していきます、という人よりも既に明確なビジョンを持っている人の場合が多いからです。
では、今回は対策が存在しなければどうすればいいのかについて少しご紹介したいと思います。
そもそもなぜ対策が存在しないのか
まず、対策が存在しないという言葉の補足をさせてもらうと「WEBテスト」などの対策可能なものについては除外し、ここではエントリーシートと面接についてと定義します。
さて、ではなぜエントリーシートと面接に対する対策、”こうすれば受かりますよ”が存在しないのか。
それは定型文を嫌う人が多いからなんですよね。
例えばバイトリーダーをしていたことを学生時代に頑張ったこととして挙げる人はとても多いと思います。
しかし、その中には

という人も多いのでは?
本気で革新を起こし、世の中を変えようとしている企業で人事をしている人はそんな人をわざわざ欲したりはしないのです。
でも、自分は学生時代に特に何もしていないから自信がない。
という人もいるでしょう。
よく思い出してみてください。
あなたは学生時代の濃厚な時間の中、特別な何かを続けているはずです。
どんなことでもいい、たとえあなたが自分で価値のないことだと決めつけていてもそれは企業にとって重要な要素となる可能性は十分にあるのです。
つまり、心にも思っていないことを話したところで彼らには何も響かず交通費と時間を無駄にするだけなのです。
あなたが本当に好きで続けていたことをもう一度深く考え、なぜ自分がそれに没頭し始めたのか、なぜ今まで続けることができたのか、なぜ心にずっと残っているのか、これらに対する答えを見つけましょう。
内定が欲しければ己の考えを固める
よく就活において「成長したい」という人がいますよね。
また、「起業することが目的です」という人もベンチャーを受ける人には少なくありません。
もしこれを見ているあなたが同じ考えを持っているのならば少し考えてみてください。
成長してどうしたいのか?起業してどうするのか?
この問いに対して今明確な答えを持っている場合、当日頭が真っ白にならないように面接の練習さえしておけば希望する企業に入ることはできるでしょう。
しかしながら多くの人はあいまいな答えしか持っていないのです。
教育体制が恐ろしいレベルで整っており、親身な研修をしてくれる企業はじっくりと人材を育てることが目的なので高い意識を持っていなくても会社の風土やビジョンに合っている人を採用しますよね。
先ほどの問いに対する答えを持っていなくても特別問題はありません。
スタートアップやベンチャーは事業を比較的早いスピードで成長させる必要があるので悠長なことを言っている暇はありません。
採用費用だって安いものではないのですから。
つまり、”意識を高く装っている”状態では彼らに正体を見抜かれてしまいます。
まずは己の考えを固めておき、それに対して企業が好感触だと感じたならば内定を得ることができるでしょう。
構造的にはシンプルながらとても複雑な中身になっているのです。
この考えの中身については別の記事で扱わせてもらいます。
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