【人材業界経験者が語る】転職相談は誰にするべき?避けるべき相手と相談すべき相手について

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近年、本当に転職者が多くなってきましたよね。

コロナ禍で多少減少しましたがあっという間に勢いを取り戻し今では転職サイトへの登録がグングン伸びているのが現状です。

そこで出てくる大きな悩みは「そもそも転職相談って誰にすればいいの?」という部分です。

よく「転職 相談」と調べても出てくるのは大手の会社が運営しているサイトで結局最後にはエージェントサービスに登録させられたり、とにかく外部のサービスへの登録を促す記事が多いですよね。

そこで今回は転職エージェントとして働いてきた経験をもとに転職を考えた際の相談を誰にすべきなのかまとめたいと思います。

1.相談すべき相手

友人や家族

良く多くのサイトで真っ先に転職相談するのはやめておけ!と言われる候補がこの友人、家族です。

しかし、実際にあなたのパーソナリティを理解しこれまでの環境や培った能力を理解しているのは家族や友人を置いて他ならないでしょう。

大前提として感情的に流されるのだけは避けなければなりません。

相談する内容としては「なぜ転職したいのか?」「転職で何を得たいのか?」など答えがなかなか出にくい大きな話題が適切でしょう。

初対面の相手には言えないことも言えるでしょうし、自分の性格を理解してくれた上で意見を言ってくれる機会なんて大人になってそうそうあるものではありません。

母親からの「あんたは飽きっぽいから刺激的な環境がいいんじゃない?」

古くからの付き合いの友人からの「今の会社の嫌なところ言ってみろよ」

こういった何気ない言葉こそ大事にするべきです。

転職を経験した人

一度転職を経験している人は転職活動で感じたことを話してくれる貴重な人材です。

中には積極的にエージェントなど外部サービスを利用した人もいるでしょう。

そのため相談すべき内容はその人のそもそもの転職理由や外部サービスを使ってみての感想など、より転職するために実務的なことを聞くのがよいでしょう。

ただし、サービスの使い勝手については主観的な意見になりますし、エージェントサービスも当たり外れがあるので可能であれば多くの人に相談するのがいいでしょう。

自分の所属している会社を退職した人

ここは是非押さえておきたい部分です。

転職を検討した際に実際にその会社を退職した人の意見ほど参考になるものはありません。

上記で挙げた中身の濃い相談ができる人もいるかもしれませんし、外部サービスの状況についても聞けるかもしれません。

また、退職にかかるまでの期間や引継ぎの準備など転職先に内定となった後にやらなければいけない細々としたことも行くことができます。

近年では退職交渉が難航し、内定取り消しになる事態も発生しているためここをスムーズに進めるためには事前情報はあったほうがいいですね。

2.相談を避けるべき相手

転職エージェント

「転職 相談」と調べて上位に表示されるサイトでは当たり前のように転職エージェントへの相談を進めています。

キャリア20年、色んな人の転機に関わってきた人がカウンセリングをしてくれるのであればまた別ですが、昨今の転職エージェントの主力は新卒3年目未満の若手です。

1社で、それも3年未満の社会人経験しかない若者にキャリアについて提案をされてもイマイチ納得できないことが多くなりますよね。

転職エージェントはあくまで求人について知るためや転職したい企業の情報を得るための媒体であり、相談相手として第一歩を踏みだすことはおすすめしません。

同僚や職場の先輩

職場の人間もまた避けた方が良い候補です。

上記のおすすめで挙げた友人に当てはまる場合があるかもしれませんが、職場の人間への相談は回りまわって人事や直属の上司に知られてしまうリスクがあります。

そうなると職場で残りの時間を過ごしにくくなる可能性やいざ内定となっても退職交渉が難航する可能性があり,

望ましくない状況に一変してしまいます。

今は転職サイトは多いものの適切な相談相手がわからない

今は「よし!転職だ!」「ちょっとキャリアについて相談しようかな」

と思ってネットで調べても出てくるのは大手の転職エージェントのサイトばかり。

結局最終的にはエージェントサービスへの登録に繋がるボタンばかりでざっくばらんに相談できる環境がない。

まず悩んだときはネットで調べるのもいいですが、上記で挙げた家族や友人、実際に転職をしたことのある人や職場を既に退職した人などに話を聞いてみるのが1番フラットに意見を聞くことができると思います。

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